赤城塚古墳・三角縁仏獣鏡

西岡の台地先端にある円頂寸、径万約30m、高さが3~4m程度の小さい古墳です。頂頂部万死宝4年(1676)に削られ、鏡と太刀・剣が見つかっていよす。神社の宝物として、太切に保存されてさよし九。鏡は「三角縁仏説鏡」(さんかくぶちぶつじゅうきょう)と言われる貴重なもので、仏獣鏡の直径は22.8cm、縁の断面が三角形、内側の紐(ちゅう)のまわりには三体の仏像と仙人そして四獣が描かれていよす。築造時期は古墳時代前期と考えられます。

十王十仏板碑(町指定)

大曲の十王十仏板碑は、旧掘ロ与右衛門屋敷跡にあったもので、蓮座上に十仏の各種子と嘉暦元年(1326)10月逆修の銘が刻まれています。鎌倉時代の板碑に逆修銘がある例はほとんどなく、県内でも珍しいものです。

双体道祖神(町指定)

大曲の浄蓮院境内に銚子と盃を持つ男女像を刻んだ双体道祖神があります。よ左、寛延2年(1749)12月28日大曲村施生子浜中と刻よれ、子供左右の健やかな成長を願って建立され左ものと考えられます。町内ては唯一のものです。

施田大明神(町指定)

石鯛には「布施孫三郎様御儀]と刻まれています。布施孫三郎は完敗年代の代官で、農民九ちに新田開発を説さ、水田の新規開発を勧めました。開発に係わる土地税金を一定期間免除したり、親孝行夫婦の顕彰を実施。これに感動した大曲村中が合力して建立したものです。